こんにちは。
駐輪場の何でも屋、ヨコトクです。
今回は、駐輪場や駐輪ラックに関して、よくお問い合わせいただく内容をまとめました。
ヨコトクくん駐輪場のリニューアルや、工事でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
Q1. 駐輪ラックにはどんな種類がありますか?それぞれの特徴を教えてください。
A. 主に「平置き」「スライド式」「二段式」「垂直二段式」の4種類があります。設置スペースの広さと、確保したい収容台数によって使い分けます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
平置き駐輪ラック
地面に固定したラックに自転車を入れる最もシンプルなタイプです。出し入れが一番楽で、電動アシスト自転車などの重い自転車にも向いています。ただし、広い敷地が必要です。


スライド式駐輪ラック
レール上のラックを左右に動かして自転車を出し入れします。自転車同士の間隔を詰められるため、平置きよりも約1.2倍〜1.5倍の台数を収容できます。使い勝手と台数のバランスが良い人気のタイプです。


二段式駐輪ラック
自転車を上下二段に収納するタイプです。同じ面積で平置きの約1.5倍〜2倍の台数を確保できます。上段の操作にはある程度の力が必要です。


垂直二段式駐輪ラック
上段のラックが垂直に降りてくるタイプです。通常の二段式よりも引き出すスペース(通路幅)が少なくて済むため、奥行きが狭い場所でも設置可能です。ガススプリング等で操作を補助するため、力を使わず上段に自転車を上げることができます。


Q2. 駐輪場の台数が足りないです。ただ敷地も狭いです。できるだけたくさんの自転車を停めるにはどのラックが良いですか?
A. 「二段式駐輪ラック」または「垂直二段式駐輪ラック」が最も収容台数を増やせます。
限られたスペースで台数を最大化するには、空間を立体的に使う「二段式」や「垂直二段式駐輪ラック」が最適です。ただし、小さなお子様のいる世帯で人気の子供乗せ電動アシスト自転車は、非常に重量が重いため、上段に設置することができないことがほとんどです。ヨコトクにご相談いただければ、どんなラックが設置可能か、敷地や利用者の傾向をもとにシミュレーションいたします。(ご相談は無料です)
Q3. 二段式駐輪ラックは「自転車を上げるのが重くて使いにくい」というイメージがあります。使い勝手を良くする方法はありますか?
A. 「下段をスライド式」にする組み合わせプランがおすすめです。
通常の二段式駐輪ラックは、下段が固定されているケースが多いですが、「上段は二段式ラック、下段はスライド式駐輪ラック」という組み合わせ(上下段セット設計)が可能です。 このタイプにすると、下段のラックを左右に動かしてスペースを作れるため、自転車の出し入れが格段にスムーズになります。また、上段の上げ下ろしをする際にも足元のスペースを確保しやすくなるため、利用者からの評判が良い人気の仕様です。ご予算が許せば、垂直二段式駐輪ラックを導入することで、ほとんど力を使わない自転車の昇降が可能です。
Q4. 子供乗せ電動自転車や高齢者の利用が多いマンションです。どの駐輪ラックを選ぶべきですか?
A. 推奨は「平置き駐輪ラック」ですが、敷地の都合で台数が足りない場合は「スライド式駐輪ラック」や「二段式の導入&下段は優先区画」を検討してください。垂直二段式のラックは力を使わず、自転車の昇降は可能ですが、重量の重い、子供乗せ電動自転車は利用ができない場合が多いので、下段に優先的に割り振る必要があります。
利用者の年齢層や所有している自転車のタイプに合わせて、これらを組み合わせた配置計画が必要です。
ヨコトクでは、住民の自転車利用実態を確認するアンケートからお手伝いいたします。
Q5. 予算を抑えるために、ラックを置かずに「白線」を引くだけではダメですか?
A. 駐輪ラックがないと、自転車がドミノ倒しになったり、整列が乱れて収容台数が減ったりするリスクが高まります。
初期費用は白線ライン引きのみが最も安価ですが、運用面で問題が起きやすくなります。
- 強風での転倒
1台が倒れると隣の自転車も巻き込んで破損トラブルになります。 - 乱雑な駐輪
決められた枠からはみ出して停める人が増え、結果として停められる台数が減ります。
敷地面積にかなり余裕がある場合は、白線で何とかなることもありますが、基本的には何かしらの駐輪ラックを設置するほうがトラブルの予防につながります。
例えば、「平置き駐輪ラック」を設置することで、前輪が固定され転倒を防げるほか、隣との間隔が物理的に保たれるため、長期的に見ると管理の手間やトラブルを大幅に減らすことができます。
Q6. 変形地や狭小地で、屋根がある場所でも駐輪ラックは設置できますか?
A. はい、基本的には設置可能です。角度をつけて設置するなどの工夫で対応します。
例えば、以下のような工夫でスペースをしっかり活用できます。
- 斜め設置(振角設置)
壁に対して直角ではなく、斜め(例えば45度)にスライド式駐輪ラックなどを配置することで、必要な通路幅を狭くし、奥行きのない場所にも設置できるようにします。 - 複数の種類の駐輪ラックを導入する
広い場所には「二段式駐輪ラック」、天井が低い場所や狭い角地には「平置き駐輪ラック」を配置するなど、複数のラックをパズルのように組み合わせることで土地を無駄なく活用できます。
屋根が低い場合、二段式ラックがどうしても設置できない場合はございますが、屋根の高さをご連絡いただくか、無料の現地調査で判断いたします。


